修正案

2012年03月28日

労働者派遣法改正の行方〜【速報】いよいよ労働者派遣法改正案が成立します。

みなさん。こんにちは。

昨日、参議院厚生労働員会で改正労働者派遣法改正案が可決されました。

本日、3月28日の参議院本会議でも可決される見込みです。

民主党政権成立前、つまり自民党時代からこの労働者派遣法の改正は審議されてしました。

自民党案は、廃案となり、その後、民主党政権下で労働者派遣法改正の審議がおこなわれてきました。

登録型派遣、製造派遣等の原則禁止を盛り込んだ、労働者派遣法改正案(原案)は自民党等の反対にありなかなか審議が進まなかったのです。

昨年、民主党が自民党・公明党等との合意が成立し、今国会での成立にむけて前進した次第です。

ただ、今回の労働者派遣法改正案(修正案)については、政令で定める部分も多くのこり、また今回の労働者派遣法改正案(修正案)の附帯決議についても十分に注意を図る必要があります。

くわしい内容や今後の課題については、順次このブログ及びホームページの方で書いていきます。

それでは・・・今日はここまで(^v^)♪














h1402 at 10:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月26日

労働者派遣法改正の行方〜労働者派遣法改正案附帯決議と経団連要望

みなさん。こんにちは。

前回は、労働者派遣法改正案の附帯決議について書きました。

今回はその附帯決議の背景にちょっと触れてみたいと思います。

今回の決議の背景には、経団連の2011年経団連規制改革要望が反映されている節があります。

雇用・労働分野では以下のようになっています。
 
  1. (1) 企画業務型裁量労働制に関する対象業務・労働者の拡大
  2. (2) 企画業務型裁量労働制に関する手続きの見直し・簡素化
  3. (3) 事務系労働者の働き方に適した労働時間制度の創設
  4. (4) 週休2日制の場合のフレックスタイム制における法定労働時間枠の変更
  5. (5) 専門26業務における「付随的業務」の範囲等の見直し
  6. (6) 自由化業務における労働者派遣の受入期間制限の緩和
  7. (7) 常用雇用の派遣労働者に対する自由化業務における期間制限等の対象からの除外
  8. (8) 医療関連業務における労働者派遣の拡大
  9. (9) 「専門26業務に関する疑義応答集」の改善
  10. (10) 『「労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準」(37号告示)に関する疑義応答集』の改善
  11. (11) 化学物質規制の統合
  12. (12) 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の運用の緩和

  13. (詳しくはこちらをご覧ください)
    http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/088/09.pdf


     
    12項目のうち5項目(5)〜(10)は派遣請負事業関係です。



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門226業務の疑義応答集や指導監督の在り方、派遣受入期間いわゆる抵触日の見直しなどがもとめられています。

げ 現場をしっているものとしては、いずれも早急に改善してもらいたい事項です。労働者派遣法改正に直接影響があるかどうかは不透明ですが経済界の意向を知っておくことは大事なことだと思います。

それでは・・また(^v^)♪

 
 


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2012年03月19日

労働者派遣法改正の行方〜ホームページに労働者派遣法改正等アップしました。

みなさん。こんにちは。

本日、当事務所のホームページに現在、国会で審議している。

労働者派遣法改正案について、原案、修正事項、修正案の 解説と今後の課題をアップしました。

  http://www.yamamoto-sr-office.com/work2_7.html


 
是非、参考にしてください。

PDF形式になっていますので、営業ツール、派遣先企業の説明にご活用いただければ幸いです。

取り急ぎ、お知らせします。

それでは・・今日はここまで(^v^)











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