2009年10月

2009年10月24日

緊急雇用対策がとりまとめられました。

みなさん。こんばんわ。

政府が「緊急雇用対策」がとりまめられました。


●緊急雇用対策をとりまとめ、貧困・困窮者、新卒者向け対策など盛り込む政府は23日、緊急雇用対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)の第2回会  合を開き、「緊急的な支援措置」と「緊急雇用創造プログラム」を柱とする緊急雇用対策をまとめた。貧困・困窮者、新卒者向けのアクションプランのほか、「介護」「グリーン」「地域社会」の3分野における新規雇用
  の創造などが盛り込まれています。



    http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/dai2/2gijisidai.html


人材ビジネス業界の方が注目すべきは、「緊急雇用創造ブログラム」です。

その中に今後雇用を創造する分野として

○農林水産業分野 ○環境・エネルギー分野 ○観光分野 ○介護分野


です。

現在、多くの人材ビジネス業界とくに派遣会社は、これまでに分野の進出を模索しています。

こういった政府の方向にあわせた事業展開をする方もいますし、、わが道をいくというスタンスで違った方向を目指す方もいます。

私は、企業は時代に合わせて、変化していくことが不可欠です。

つらい時には、「変化」のチャンスです。シンキくん_7










2009年10月23日

人材派遣セミナー 決定!!

みなさん。こんばんわ。

私は、数年前より大分県で人材派遣・請負のセミナーを毎年12月に行っています。

初めのころは、

営業コース、管理コース、採用コース(各1時間30分程度)


という内容で行ってきました。


昨年は、「労働者派遣法改正の概要」「2009年問題への対応」(各1時間30分)という内容で行い、大分市と中津市で行いました。

大分市の会場では、予想を上回る参加をいただきました。

今年は、12月16日に大分市のコンパルホールにてセミナーを行います。

内容は

「労働者派遣法改正の最新動向・マル優認定について」

労働者派遣法改正の最新動向の解説、そして来年度に見込まれる派遣元事業主のマル優認定制度についてです。
さらに、労働者派遣・請負についての行政指導の現状・判例等を紹介しようとおもっています。


「労働者派遣法の改正を見越した事業展開について」

現在、民主党政権下で予定されている労働者派遣法の改正がおこなわれた場合の人材ビジネスの事業展開について

具体的に、「請負化」「有料紹介」「直接雇用その他」のケースにごとに
戦略を明示していきたいと考えています。

日時は確定していますので、受講の申し込み等については、後日またご案内したいと思っています。

現在、ホームページ作成を予定いてます。

近々皆さまにいいお知らせができればと思っています。シンキくん_7




























2009年10月20日

人材マッチングの向上〜エゴグラムの見方

先週、エゴグラムについて簡単に書きましたが、今回はその具体的な活用法について書きます。


たとえば、エゴグラム質問に答えた結果

CP 5 NP20 A 12 FC 20 AC 13 となった場合

CP(厳格な親の要素:白黒はっきりする、きびしさ)
NP(養育する親の要素:他社に対しての思いやり、お世話好き) 
A(成人の要素:合理性、冷静さ等) 
FC(自由な子の要素:自由奔放、ほがらか)
AC(順応する子供の要素:期待にこたえる、環境に適応する)


形がM型になります。


このタイプは、白黒はっきりつけるタイプではなくて(CPが低い)

他人対する思いやりがあります。(NP高い)

しかし、合理的な考え方が苦手(Aが低い)といえます。

それでも他の人から愛される傾向にあり(FC高い)、

チームになじんで仕事します(ACがほどほど高い)


このように、エゴグラムの結果により、結果の全体的な形により、その人の全体像をつかむことができます。


また、実際採用や人事の場面でエゴグラムを活用するときは、個別の要素に着目することも大事です。

たとえば、介護・看護の業務に従事する人の採用を考える場合には

NPあまりにも低いのは、考えものです。

なぜなら、無愛想で、思いやりのない看護・介護職は問題ですよね(笑)

また、警備業に従事する人の採用考える場合には、

NPより、CPが高いことが求められます。

なぜなら、警備する場合は、決められたルールどおり対応することがもとめれらるからです。


このように、エゴグラムは採用や人事に活用することができます。
そして、比較的時間と経費も掛けずに実行することができます。

雇用のミスマッチを防ぐために是非ご活用ください。

シンキくん_5








































h1402 at 13:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)採用 

2009年10月19日

湯浅誠氏を国家戦略室「政策参与」へ起用

先日、湯浅誠氏の国家戦略室「政策参与」への起用が決まった事をしりました。正式には来月11月1日からです。


湯浅氏は年末年始対策として
(1)住居をなくした失業者向けの住宅確保(2)ハローワークでの生活保護申請を可能とする態勢づくり―などが必要と指摘しました。


年末対策という喫緊の課題の対応として的をえてるのではないでしょうか。


私が、湯浅氏に期待することとしては、労働者派遣法の改正にあたり、現実的に意味のある改正への助言してもらいたい。


先日の労働政策審議会でも、企業側だけでなく、公益側からも懸念が表明されました。

今この時期に、製造派遣・日雇い派遣禁止を含む「労働者派遣法の改正」が必要なのかという観点からです。


貧困の問題は、特定の法律だけの改正だけでなく、関係諸法令の改正を含むパッケージとして取り組むことが不可欠です。

そして、働く人への「職業教育」も不可欠です。


いづれにして、民主党政権にとって湯浅氏の国家戦略室の政策参与としての起用は「薬」にも「毒」にもなる可能性があります。

今後のどのようになるか、注目していく必要性があります。

(参考 鳩山政権 派遣村からの提言)


http://www.youtube.com/watch?v=ThygE5A77N8






























2009年10月16日

派遣元責任者講習(大分) 平成21年10月16日

みんなさん。こんばんわ。

本日は午後3時より、ソレイユにて派遣元責任者講習の講師として、労働基準法の特例等について話しをしてきました。

派遣元責任者講習ということで労働基準法を中心に以下の内容でお話してきました。

・自己紹介 ・派遣請負を取り巻く状況(労働者派遣法改正の最新情報)

・労働基準法(労働条件の明示、賃金、解雇、休業手当、就業規則)

・労働契約法(労働条件の変更について)


P1010053


P1010052

こんな感じでした。


感想としては、以前より参加人数が減っています。

ある意味現在の人材ビジネス業界をとりまく状況を象徴しています。

しかし、講座終了後質問をしていただいた受講者の方は、この労働者派遣事業をあらたな事業展開として考えいました。頼もしい限りです。


景気の先行きが不透明であり、労働者派遣法の改正についてもどう転ぶかわからない状況では、派遣元責任者講習の受講者がすくないのいたしかたありません。

しかし、労働者派遣事業や有料職業紹介といった人材ビジネスは、景気が回復すれば、再度必要とされると私は考えています。
なぜなら、ユーザー企業(派遣先企業)の人材に対する考え方が変わった訳ではないからです。


来年の1月にも福岡の派遣元責任者講習で話をしてくる予定です。

その時の様子も報告したいと思っています。

それでは、みなさま。

「よい週末をお過ごしくください。」 (*^_^*)