2009年07月

2009年07月31日

労働者派遣法改正の行方〜自民党マニフェストより

みなさん。こんばんは。

本日、自民党のマニフェストが発表されました。

正確な情報がまだ、手元にないのですが、概要はわかりましたので、お知らせします。

労働者派遣法について

○日雇い派遣の原則禁止、派遣労働者の待遇改善のため労働者派遣法を改正する。


と言及しています。

今回の自民党のマニフェスト全体を通じていえることですが、目標を掲げたり、実施するという表現が多く、どのように(HOW)という点が不明瞭です。


私の考えでは、選挙後は民主党等と協議をして現実的なところでの労働者派遣法改正を考えているのではないかと思います。

その表れかも、しれませんが、製造派遣についての言及がありません。

くわしい内容がわかれば、再度検討したいと思います。

人材ビジネス業界で働くみなさまはどちらのマニフェストが良さそうですか?

じっくり考えたうえで、選挙で投票しましょう。


今日はこれまで・・・・(^v^)









2009年07月30日

労働者派遣法改正の行方〜民主党マニフェストより

先日、民主党のマニフェストが公表されました。
昨日にたってこれは、正式なものではないという鳩山代表の発言は物議をかもしだしていますが、「国と地方の協議の場を設ける」という項目を追加するというためです。

民主党のマニフェストの骨子は、「ムダづかい」「子育て、教育」「年金、医療」「地域主権」「雇用、経済」の5つの項目について国民との約束の形をとっています。

「雇用・経済」のところに派遣法改正について言及しています。

製造現場への派遣を原則するなど、派遣労働者の安定を図る

【政策目的】

○雇用にかかる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図る。
○日本の労働力の質を高め、技術や技能の継承を容易にすることで、将来の国力を維持する。

【具体策】
○原則として、製造現場への派遣を禁止する(新たな専門職制度を設ける)。

○専門業務以外の派遣労働者は常用雇用として、派遣労働者の雇用の安定を図る。

○2か月以下の雇用契約については、労働者派遣を禁止する。「日雇い派遣」「スポット派遣」も原則禁止とする。

○派遣労働者と派遣先労働者の均等待遇原則を確立する。

○期間制限を超えて派遣労働者を受け入れている場合などに、派遣先に直接雇用を通告できる「直接雇用みなし制度」を創設する。

(原文参照)


「解説」

このマニフェストよりは、原則的に6月に野党3党で合意したものに立脚したものになっています。

しかし、製造業への派遣の原則禁止についても専門職を除外するという文言があり、含みを持たせています。

その他の具体策についても同じように含みを残すものとなっています。

そはけのため、民主党が政権を担い派遣法改正に着手した場合のポイントは以下のように考えられます。

・26業務以外の派遣労働者は原則常用雇用が前提。


・派遣先企業にも、派遣労働者に対して、派遣先企業従業員と均等の待遇を施す責任を明確にする。

・製造派遣については、純然たるライン(現場)スタッフについて禁止。
しかし、研究開発部門や設備のメンテナンス要員については実態を見て今後検討する。



最後に、対する自民党は明日31日にマニフェストを発表する予定です。

詳細がわかれば民主党のものと比較検討したいと思っています。


















2009年07月29日

竹中式マトリックス勉強法 

竹中式マトリクス勉強法竹中式マトリクス勉強法
著者:竹中 平蔵
販売元:幻冬舎


知人から紹介されていて、最近読み始めた本を紹介します。
著者はあの竹中平蔵氏です。
本書の内容は、勉強の目的や仕方についてです。


人材育成ことをつらつらとこれまで書いてきましたが、会社や組織で教育するのも大事ですが、やっぱり個人の自己啓発も大事です。


本書では、勉強の本質をマトリックスを使い4つの領域にわけて解説しています。

人生を戦うための武器としての勉強の観点
人間力を鍛えるための人と人を結びつけるための勉強の観点

そして、その勉強に資格の取得や合格といった天井の有無の観点からです。
各々の領域は、以下ようになります。

「武器としての勉強」「天井がある」=記憶勉強

「武器としての勉強」「天井がない」=仕事勉強

「人と人を結ぶ勉強」「天井がある」=趣味勉強

「人と人を結ぶ勉強」「天井がない」=人生勉強


こうして考えると、現在取り組むべき勉強課題が明確になりますね。

本書は、比較的平易な言葉で書かれています。

書店で、気軽に手にとってもらいたいと思います。


追伸:本日、7月29日は、私の誕生日です。41歳になりました。
       気持ちは永遠の26歳です。(-。-)y-゜゜゜

   






2009年07月28日

良い習慣(PDCA)

こんばんわ。
山本です。今回は良い習慣の続きです。

「PDCA」という考え方があります。これは元々品質管理を行う上でうまれた言葉です。

そのため、工場等の製造の現場で働いたことがある方はすでにご存じの方もいらしゃると思います。

PDCAとは、

PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(チェック)→ACT(改善)→PLAN
                  
です。

わかりやすく解説すると、

初めに計画をたて、やってみて、その結果を検証して、原因解明をして、計画を再度練りなおして実行していくことです。

よく「PDCAを回す」といわれています。


多くの個人も組織も、計画を立て、実行はします。
しかし、その後その結果の検証をしない。計画の適切な変更改善をしない場合が多く見られます。

日本人の特徴???

なかなか、うまくいかなかった計画の検証に向き合うことは、大変なことです。でもその経験を通じていくしか、日々の業務の向上を図ることはできません。

前回、今回と人材育成のポイントを紹介してきました。
資格の取得も大事です。でも社会から必要とされる人となるためには、日々の仕事の質の向上がなにより大事と思います。

資格でもなく、肩書きでもなくただ日々自分自身の仕事の質の向上を図る向上心こそ、この100年に一度の大不況を乗り越えていくための武器になるのではないでしょうか?












2009年07月27日

良い習慣(5Sとホウレンソウ)

おはようございます。

人材ビジネス業界ではたらくために、身につけなければいけない習慣として、おすすめするのが、ます5Sと報連相(ホウレンソウ)です。

5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)

整理・・・必要なものと不必要なものを分けて、不要なものは捨てる。

整頓・・・必要なものを使いやすいように、表示等をさだめておく


清掃・・・いつもきれいな状態に保ち、細部まで点検すること。

清潔・・・整理、整頓、清掃を実施し、きれいな状態をいじすること

躾(しつけ)・・決められたことをきめれてたとおり実践すること



ホウレンソウ(報告、連絡、相談)

報告・・・指示を受けたし人に適切なタイミングで報告すること。

連絡・・・事実を正確に連絡する。

相談・・・中途半端な理解を防ぐために、わからないこと不明なことは事前に相談すること


上記に2つは人材ビジネス業界だけでなく、どの仕事業務でも身につけておくべきことです。