民主党政権下での労働者派遣法改正の行方〜労働政策審議会の進捗状況民主党政権下での労働者派遣法改正への提言

2009年12月05日

メンタルヘルス対策(対策に当たっての心構え)

みなさん。こんばんわ。

今日は、労働者派遣法・人材ビジネスを離れてメンタルヘルス対策の心構えに対して少しアドバイス的な話をします。

先日、カウンセラーの勉強会に行ってきたときに、指導者方がお話されていました。

「メンタルヘルス対策のためのアセスメント・調査は大事だが、もっと大事なことは、その出てきた結果に対しての対策、心構えを十分考慮しておく必要がある。なぜなら、メンタルヘルス対策はリスク管理だから。」

昨今は、企業の社会的責任・法令順守という観点からも「メンタルヘルス対策」が企業に求められます。

その結果、メンタルヘルスに関するアセスメント・調査を取り入れる企業や組織が増えたことました。それ自体は喜ばしいことではあります。

しかし、一方でメンタルヘルスアセスメントの結果に対してどう対応するか準備していない企業・組織が多いのも事実です。


メンタルヘルス対策とは、メンタル不全又はその恐れがある人を早期に発見し、適切に対応していくことです。
(このことが、メンタルヘルス対策とは、リスク管理と言われる所以でもありますが・・)

調査を実施して、その対応を十分しないということは、その調査結果を形骸化させます。それは、企業や組織に求められているメンタルヘルス対策ではありません。


現在、企業や組織に求められているメンタルヘルス対策の本来の目的は、メンタル不全又はその恐れのある人を組織や社会に適応させていくことにより、自殺や失職といった不幸な結果にならないようすることです。


ですから、メンタルヘルスのアセスメントや調査を行う際には、その結果に対してどのように対処するかを十分検討しているからアセスメントや調査を導入してください。

私も社会保険労務士として、企業・組織の人事労務管理を支援する立場にいる者として、こうしたメンタルヘルス不全やその恐れのある方に対して個々に対応していくことが、どれだけ時間と手間がかかるかは、十分承知しているつもりです。


しかし、メンタルヘルス対策の本来の意味から、考えるとそういたった労力また、覚悟を十分しておくことが必要です。

なぜなら、企業経営者・人事労務担当者とは、企業の健全な発展のためには、ほかの誰よりも人に対する気苦労や自己犠牲的な献身が求められる存在なのだからです・・・。

それでは、今日はここまで。

追伸:忘年会シーズン真っただ中です。飲みすぎには十分ご注意くださいね。そして、よい週末をお過ごしください。

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h1402 at 23:38│Comments(0)TrackBack(0)人材育成 

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