緊急雇用対策がとりまとめられました。人材ビジネスにとって人材は「人」か?「商品」?

2009年10月25日

製造業における派遣・請負適正化セミナー・大分(大分労働基準監督署からの警鐘)

みなさん。こんばんわ。

10月22日の大分市の医師会館で「製造業における派遣・請負適正化セミナー」に参加してきました。

内容は以下のようなものでした

13:30〜14:30

大分職業安定部需給調整事業室 室長 佐藤氏 講義

派遣と請負に関する区分基準について

派遣先が講ずべき措置に関する留意点
請負事業の雇用管理改善のためのガイドライン

14:30〜15:00

大分労働基準監督署 第一方面主任監督官 旗手氏 講義

労務管理と安全衛生管理の留意点について


15:00〜15:30

大分労働局雇用均等質 室長 大坪氏 講義

男女雇用機会均等の確保について


内容的には、例年とあまり変わり映えしないものでした。

しかし、私が印象に残った話がありました。

それは、大分労働基準監督署の旗手氏が講義の最後に話したお話です。

派遣元事業主・請負事業主の参加の数が例年の半数程度になっていること。景気の影響について言及しました。

そして、

派遣先企業・発注者企業に対しては、「食品偽装」を例えにして、食品偽装をおこなった企業は、倒産に至る社会情勢にあるというお話でした。


これは、比喩ですが、派遣先企業・発注者企業が不正なことを助長するようなことは、企業の存続さえ危うくする可能性を示唆したものです。



長年、派遣元企業・請負企業の使命の1つは派遣先企業・発注者企業を守ることであると説いてきた私の主張と同じであったのは、感慨深いものでした。


これらの、ことからもわかるように、不適正な派遣・請負に関しては、世間の見る目が厳しくなってきています。

派遣や請負を利用される企業の皆さまくれぐれもその点はわすれないようにしてください。

シンキくん_1




特定社会保険労務士&キャリアカウンセラー山本真一の「日々是好日」日記

http://powerhouse-srcc.livedoor.biz/
















トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
緊急雇用対策がとりまとめられました。人材ビジネスにとって人材は「人」か?「商品」?