2009年06月27日
人材ビジネスに参入した企業の特徴。
おはようございます。
さて、前回は大分での人材ビジネスの現状について書きましたが、今回は少し違う形で現状を掘り下げてみたいとおもいます。
これまで、好景気に支えられ、また、製造分野での派遣が解禁されたこともあり、大分では労働者派遣業務に参入する企業が多数ありました。
ついこの間までは、大分県内の派遣事業者は特定一般合わせると500社ありました。
これまで、労働者派遣事業に参入した企業は以下のとおりに色分けすることができるます。
?以前より労働者派遣事業及び業務請負業に携わっていた企業
?大手企業を退職して新規開業する場合の企業
?警備業などの他業種から参入した企業
私の感想ですが、?のパターンは以前より「人材」を中心としたビジネスを展開していますので、ビジネスに取り組む姿勢が真摯である印象があります。
?のパータンの場合は以前の関係会社に派遣する場合など多く見られます。そして、経営者が大手の企業出身の場合は、当初は人材ビジネスにすなれなため、大変な時期を向かれることもありが、その後は比較的順調な成長をしているようです。そして、現在の不況にあっては、業種の転換などを視野に入れている企業も多いのも、特徴です。
?のパターンは、人材ビジネスが儲かるという理由で参入する場合が多いです。短期的な視野で人材ビジネスを考えている場合が多いのも特徴です。他の本業がある場合も多いので、派遣事業を縮小しながら、企業存続を図る企業が多いようです。
これまで、人材ビジネス業界に参入した企業は玉石混交であったといえます。
しかし、今後は人材ビジネスと真摯に向き合い、これまでのビジネスモデルをあたらためる気概があり、プロフェッショナルとして人材ビジネスに取り組む企業しか生き残ることができません。
まさに「変革か・死か」の状況にあります。
私は、そんな企業のお役に立ちたいと切に願っています。