パワハラ・セクハラ

2010年10月22日

上司の叱責による「心理的負担」会社員の自殺労災請求を認める【出光タンカー事件】

みなさん。こんちは。

先日、報道で以下のような記事を見つけました。

1999年に自殺しした出光タンカーの男性の名古屋在住の遺族が「上司の激しい叱責が原因だ」として、国に労災と認められなかった処分の取り消しを求めた判決で東京地裁は請求を認めた。

というものです。

この上司の叱責は他の人が見ている場で公然と行った、また感情的な表現が多く、他の部署からも注意を受けるほどであったとしています。


業務を適正に遂行していく中では上司の叱責は不可欠です。

しかし、行きすぎた叱責が結果として自殺に至った場合は、労災と認めらることが多いように感じます。

また、それが日本の裁判所の一般的な見解かなと思っています。

自殺やうつ病の原因は、そのすべてが職場にあるわけではありません。

しかし、部下を持つ上司は今後ますます部下の育成にあたっては、パワハラ等に注意を払うことが大切になってくるように感じます。

管理職の能力向上が企業のリスク管理の観点からも重要な意味を持つ時代に突入しました。

一方ある種の部下ー上司間の紛争(コンフリクト)は組織変革の重要な要素です。


健全なコンフリクトと部下の育成。この二つは矛盾するように思います。

しかし、この両者のバランスを取っていく必要性が求めらる機会や局面が今後増えるように思います。

そして、今後はこの両者のバランスについては私が取り組む新しい大きなテーマになると今は確信しています。

あらため、このテーマについて掘り下げて、皆さまにお知らせできることを楽しみしています。

それでは・・・今日はここまで(^v^)♪☆



ワンクリックで順位上がります。(^v^)
ポチョットクリックしていただけばうれしいです

人気ブログランキング
にほんブログ村 経営ブログ 組織・人材へ
にほんブログ村

特定社会保険労務士&キャリアカウンセラー山本真一の「日々是好日」日記
http://powerhouse-srcc.livedoor.biz/


お問い合わせ・お仕事の依頼について
   ↓
山本真一社会保険労務士事務所 HP

http://www.yamamoto-sr-office.com/
































h1402 at 06:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年10月10日

パワーハラスメントの類型〜何が一体パワハラなのか?

みなさん。こんにちは。

今回はパワーハラスメントいわゆるパワハラについて少し書きます。

どこまでが一体パワハラなのかという疑問を持たれるかたが多いと思います。

まず、パワハラとは何かを考えましょう。

一般的に裁判等の事案からパワハラとは「職場において、職務上の地位や影響力に基づき、相手の人格や尊厳を侵害する言動を行うことにより、その人や周囲の人に身体的・精神的な苦痛を与え、その就業環境を悪化させること」とされています。

分かりにくいかもしれませんので、そこで幾つかパワハラの例を紹介しておきます。

1、公開叱責・・会社内や取引先の面前で人格を否定するような叱責をする

2、私的強制動員・・・仕事とは関係ない私的な行事(カラオケ、ゴルフ)に強制的に参加するよう強要する

3、休日説教電話・・・休日に形態電話等で仕事の失敗などを長時間責める

4、過重なノルマ・・・あえて過重なノルマを与えて業績があがらないことを叱責する

5、キレる・・・感情に任せて、大声で怒鳴る、ゴミ箱等をける、机をたたく、イスを投げるなど。


これら以外にもパワハラに該当するものがあります。上記で紹介した例はある種極端で分かりやすいものです。


最後に、アドバイスとして一言

部下がいる管理職の方、企業の経営者の方においては部下を叱責する場合には感情的にならないよう注意しましょう。

「叱る」ことは大事です。しかし、「怒って」しまってはダメです。


それでは・・・今日はここまで(^v^)♪☆



ワンクリックで順位上がります。(^v^)
ポチョットクリックしていただけばうれしいです
人気ブログランキング
にほんブログ村 経営ブログ 組織・人材へ
にほんブログ村

特定社会保険労務士&キャリアカウンセラー山本真一の「日々是好日」日記
http://powerhouse-srcc.livedoor.biz/


お問い合わせ・お仕事の依頼について
   ↓
山本真一社会保険労務士事務所 HP

http://www.yamamoto-sr-office.com/






h1402 at 12:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)