採用

2009年11月15日

人材マッチング精度の向上〜採用テスト〜


みんさん。こんばんわ。

以前このブログにて、人材マッチングの向上の方法として、「エゴグラム」について紹介しました。

今回は、「内田クレぺリン検査」について書こうかとおもいましたが、そもそもなぜ、そういうテストの活用をすすめるようになったのか、よくわからない方もいると思います。

一般的に企業において、人を採用する場合は、業界や職種によって求められる資質が違います。そのため、企業においては、その資質を見極めることが必要になってきます。

そこで、とっておきの本を紹介します。


この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 2011年度版
この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている! 2011年度版
著者:SPIノートの会
販売元:洋泉社


本書は、各業界で使われているテストを紹介しています。

そして、具体的な問題もいくつか紹介しています。


ここで、内田クレぺリン検査も紹介されています。

対象となる業界としては、「官公庁や大手の工場等」と紹介されています。


このように、業界や業種ごとに使われている採用テストを理解することは、派遣や有料職業紹介等を営業する場面で有効になります。

なぜなら、企業が新卒・中途採用で使用している採用テストを理解しているということは、言い換えれば企業がどのような資質の人物を求めているかを理解することになるからです。

その結果、商談がこれまで以上にスムースに進められるようになることは、容易に想像できます。


人材の目利きになることを求められる人材ビジネス業界においては、採用テスト等のアセスメントに精通することが、必須となります。

ちなみに「内田クレぺリン検査」については
以下の書籍がお勧めです(*^_^*)

就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル〈2010年版〉就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル〈2010年版〉
販売元:土屋書店
発売日:2008-08

      


シンキくん_6

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h1402 at 00:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月20日

人材マッチングの向上〜エゴグラムの見方

先週、エゴグラムについて簡単に書きましたが、今回はその具体的な活用法について書きます。


たとえば、エゴグラム質問に答えた結果

CP 5 NP20 A 12 FC 20 AC 13 となった場合

CP(厳格な親の要素:白黒はっきりする、きびしさ)
NP(養育する親の要素:他社に対しての思いやり、お世話好き) 
A(成人の要素:合理性、冷静さ等) 
FC(自由な子の要素:自由奔放、ほがらか)
AC(順応する子供の要素:期待にこたえる、環境に適応する)


形がM型になります。


このタイプは、白黒はっきりつけるタイプではなくて(CPが低い)

他人対する思いやりがあります。(NP高い)

しかし、合理的な考え方が苦手(Aが低い)といえます。

それでも他の人から愛される傾向にあり(FC高い)、

チームになじんで仕事します(ACがほどほど高い)


このように、エゴグラムの結果により、結果の全体的な形により、その人の全体像をつかむことができます。


また、実際採用や人事の場面でエゴグラムを活用するときは、個別の要素に着目することも大事です。

たとえば、介護・看護の業務に従事する人の採用を考える場合には

NPあまりにも低いのは、考えものです。

なぜなら、無愛想で、思いやりのない看護・介護職は問題ですよね(笑)

また、警備業に従事する人の採用考える場合には、

NPより、CPが高いことが求められます。

なぜなら、警備する場合は、決められたルールどおり対応することがもとめれらるからです。


このように、エゴグラムは採用や人事に活用することができます。
そして、比較的時間と経費も掛けずに実行することができます。

雇用のミスマッチを防ぐために是非ご活用ください。

シンキくん_5








































h1402 at 13:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月13日

マッチング精度の向上〜エゴグラム


みなさん。こんにちは。

人材ビジネス業にとって、ユーザー企業又はもとめられる仕事と人材とのマッチングは、至上命題といえるものです。


しかし、好景気の時には、ユーザー企業も人員の確保を優先して、
マッチングへの意識は相対的に低くなります。

しかし、不況下のあっては、ユーザー企業やもとめられる仕事のマッチングにシビアになります。

ただ、「良い人です」「条件にあった資格を持っています」というのでは、説得力に欠けます。

そういう説得力の欠如を補うためには、アセスメントを活用することが有効です。


その中でも、私のお勧めはエゴグラムです。


エゴグラムとは、一人のなかに5人の要素があるという考え方にもとづいています。
その要素は以下のとおりです。


CP・・・厳格な親、コントロールする親
NP・・養育する親
A・・・・成人
FC・・・自由な子供
AC・・順応する子供

エゴグラムは、質問票に回答して、各要素を点数化します。
そして、その点数をまとめてグラフにしていきます。

エゴグラムは、各要素の点数の高低に着目することも可能です。

また、5つの要素を総合的にみた形によっても評価することが可能です。


次回に具体的な例を使って説明します。

それでは、今日はこれまで・・・(*^_^*)






















h1402 at 17:33|PermalinkComments(0)TrackBack(1)