2009年08月

2009年08月24日

時間管理のマトリックス(アイゼンハワーのマトリックス)

みなさん。こんばんわ。
時間の使い方やスケジュール管理って難しいですよね。

そこで、今回は時間管理を見直すツールを紹介します。

「緊急であるか・緊急でない」「重要か・重要でない」の観点から4つの領域に分けることができます。


第1領域   (緊急・重要)

締め切りのある仕事、クレーム処理、事故対応

優良企業  20% 標準的企業 25%〜30%



第2領域   (緊急でない・重要)

人間関係づくり、健康維持、自己啓発、計画づくり

優良企業  65% 標準的企業 15%

第3領域   (緊急・重要でない)

突然の訪問、意味のない会議や報告書作成、無意味な接待や付き合い

優良企業  15% 標準的企業 50%〜65%


第4領域   (緊急でない・重要でない)

待ち時間やだらだら電話、単なる遊び

優良企業  1% 標準的企業 2〜3%


上の説明により、優良企業と標準的な企業の差はなんでしょう。


第1領域及び第4領域はあまり差がありません。

優良企業は第2領域に多くの時間を割いています。

標準的な企業は、第3領域に多くの時間を割いています。


多くの企業や個人は、緊急で重要なことに時間を割くことを惜しみません。また、重要でなく、緊急でないことに時間を割くことはしません。


優良企業と標準的な企業を分けたものは、どれだけ、「緊急ではないが、重要である」ことに時間を割くことができたかによります。

言い換えると、「緊急だが、重要でない」ことに時間をとられないようにするかともいえます。

目先の対応よりも将来を見越した対応が継続的発展には不可欠といえます。


次回は、人材ビジネスにおける時間管理のマトリックスを紹介したいと思います。








2009年08月23日

心理相談員(中央労働災害防止協会)

みなさん。こんにちは。

以前、第一種衛生管理者について書かせていただきました。
そして、それに関連する資格をご紹介します。

それが、心理相談員です。

昨今、メンタルヘルスに対する企業の関心が高まってきています。
そして、人材ビジネス業界で働く方にとってコミュニケーション能力を高めることは不可欠です。

これらの事情や能力開発をすすめるために有効な資格です。

この資格のいいところは、費用の割には多くのこと(メンタルヘルス概論、カウンセリング技法等)が学べます。

一般的なカウンセリングの資格は30万程度の初期費用がかかりますし、資格取得までの期間については長いものでは1年近くかかるものが多いです。

しかし、この心理相談員の養成講座は、3日間ですし、費用も4万円程度です。

そして、衛生管理者の資格+実務経験があれば、初めからこの講座の受講が可能です。

衛生管理者の資格等がない場合は、中央労働災害防止協会主催の研修に参加することが条件になっています。

人材ビジネスは、従業員のメンタルヘルス対策をしたり、キャリア形成のお手伝いをする場面に多く出くわすとおもいますので、この心理相談員の資格取得はお勧めです。

その後、カウンセリングやメンタルヘルスに関してさらに詳しく学習したい場合には、産業カウンセラー、メンタルヘルス検定等の有効な資格もあります。


詳しくは、中央労働災害防止協会HPまで

http://www.jisha.or.jp/health/thp/kensyu/mental_consult.html











h1402 at 10:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月22日

未来志向の経営戦略思考

みなさん。こんばんわ。
未来志向の経営戦略思考についてお話します。

現状の経営課題の解決を図ろうとしたときに、現状だけに目を向けていてもなかなか解説策を見いだせない場合があります。

そんなとき有効なのが、この未来志向の経営政略思考です。

私が学んでいるNLPのなかに、アズ・イフ・フレームというスキルがあります。

これは、現状のこまった状態を一定期間経過後に解決した状態をイメージして、問題解決の経過を現在に向かってかえってくるということです。

それを通じて、有効な方法や手段や失敗から得た教訓等を再認識でき、具体的な行動や手段が明確になっていくというものです。



私が提唱する未来志向の経営戦略思考とは、このアズ・イフ・フレームを応用します。


現状の視点で、現状の問題分析を行うと、狭い範囲の思考になる可能性があります。
そこで、未来の問題が改善した状態・望ましい状態から逆算をすることによって、柔軟な発想がうまれ、さらに「やること」「やらないこと」が明確になっていきます。

また、先日これと同じことを経済評論家の勝間和代さんがおっしゃられていました。

理想の未来の状態を定め、その状態から現在逆算して「しないこと」こと決めるそうです。


現状にとらわれた考え方をすこし離れてください。
きっといい気づきやアイデアが湧き上がってきます。















2009年08月19日

労働者派遣法の改正の行方 ~製造の例外業務~

みんさん。こんばんわ。

労働者派遣法改正の行方については、これまでも書いてきました。

先日、テレビ番組で民主党の岡田幹事長が貴重な発言をしていましたのでお知らせします。

民主党が予定している労働者派遣法改正の中で、製造派遣の原則としていますが、それと同時に、専門職については新たな制度(例えば26業務のようなもの)を設けて除外するとしています。


野党3党による労働者派遣法の改正案については、製造派遣は禁止し、
専門職については、除外するというものでした。

「例外業務は合理的な範囲に限定する」と野党3党で口頭で確認したとあります。

今回、岡田幹事長が、与党自民党から詰問されて、専門職の定義を「国家資格を持っていること」と発言しました。

私の感覚では、製造の現場の専門職というイメージとは違うのではないかと思っています。

みなさん、どう思います。よければコメントください。








2009年08月18日

第一種衛生管理者

みなさん。こんばんわ。

50人以上の事業所には、衛生管理者を選任しなければならないと法律(安全衛生法)にあります。


わたしは、この衛生管理者の勉強をすることは、人材ビジネス業界で働く人にとっては、とても大事なことだと思っています。

衛生管理者の試験科目は

労働基準法、安全衛生法や労働生理です。

そして、第一種衛生管理者には、有機業務に関する問題が含まれます。

実際私も10年前に第一種衛生管理者を受験し、合格しました。

この資格は、意外と大手の企業の部課長クラスでももっていない人がいるので、合格すれば一目置かれること間違いなしです。

そして、この資格の学習をすると、労働基準法や安全衛生法を大まかに理解することができます。

さらに、工場などの安全衛生管理の仕組みを論理的に理解できるようになります。

実地に基づいた耳学問も重要です。
しかし、それらを理論に基づいて理解できるようになると、学んだことの活用がさらにすすみます。

現在、人材ビジネス業界で働いてらっしゃる方、これから人材ビジネス業界で働いてみたいと考えていらっしゃる方是非、衛生管理者試験にチャンレンジしてください。