2009年08月

2009年08月31日

民主党政権下での労働者派遣法改正

みなさん。こんばんわ。

昨日の選挙の結果、民主党政権が誕生することが、確実になりました。


これにより、労働者派遣法改正も民主党・国民新党・社民党主導でおこなわれることとなります。

労働者派遣法改正については、今年6月の野党3党案がベースになることは確実です。


人材ビジネス会社において少し今後の事業展開を考える時期です。


「日雇い派遣は禁止」「製造派遣も原則禁止」という方向になったとき、

とるべき選択肢は限られてきます。


その中で、有料職業紹介というのは、有効な選択肢の一つです。

野党3党案は原則として、派遣先企業の直接雇用を推進するものです。


しかし、これまで派遣に頼ってきた企業がすぐに必要な人材を採用し、雇用することにすぐ対応できるとは思いません。

具体的な労働者派遣法の改正については、未定ですが、現在人材ビジネス会社がとりうる選択肢としては、有料職業紹介の活用が考えれます。

これをいい事業展開のチャンスととして、是非有料職業紹介への取り組みを進めてください。

それでは、お休みなさい。







2009年08月30日

衆議院選挙当日です。

本日は、2009年8月30日衆議院選挙当日です。

新聞やメディアでは、選挙結果の予想で持ちきりです。


後24時間もすれば大勢が判明することでしょう。


民主党が政権をとるにせよ、自民党が政権を死守するにせよ。


社会保障制度や年金、労働者派遣法等の労働関係法令の改正がまっています。

しかし、人材ビジネスは、企業や社会から必要とされ続けていきます。


これから起こる変化に適応していきましょう。


私自身もこのブルグを通じて、よりよい情報提供や先読み情報を提供していきたいと思っています。

いつも、読んでくれている皆さま本当に感謝しています。


さて、今は選挙の結果が判明するのは、あせらず待ちましょう。








2009年08月28日

派遣元責任者講習 (大分) 

みんなさん。こんにちは。

お知らせです。

平成21年10月に大分で行われる派遣元責任者講習に講師として「労働基準法等」についてお話しします。


総選挙まで、あと数日です。
新聞やニュース等の情報による民主党が優勢なようです。

総選挙後は政権交代が見込まれています。
そのため、労働者派遣法の改正の速やかに着手することが予想されます。

派遣元責任者講習は10月ですので、それまで、労働者派遣法改正の動きについて情報収集に努め、当日は、受講者にとってよりよい情報ができればと思っています。

ここからの数カ月は人材ビジネスに携わる方にとっては、目の離せない状況になると思います。


お近くの方は、10月の派遣元責任者講習(大分)に参加してください。

新鮮かつタイムリーな情報提供に努めます。

それでは、おやすみなさい。







2009年08月27日

経営戦略考〜積小為大の精神

積小為大(せきしょういだい)

小さな事を積み上げて、大きなことを成し遂げるという意味です。
かの二宮尊徳翁の言葉とされています。

積小為大

大事を為さむと欲せば、小なる事を怠らず勤むべし

小つもりて大となればなり

およそ小人の常、大なる事を欲して小なることを怠り

出来難き事を憂いて できやすき事を勤めず

それゆえに終に 大なることなすこあたわず

たとえば、百万石の米といえども、粒のだいなるにあらず


この言葉は、「コツコツやり続けることが、やがておおきなものとなり成果を生む」ということです。


今日の企業の経営戦略を考える時に、私は大きく2つの戦略があると思っています。


●経営の質を上げる戦略

従業員一人一人の生産性をあげる、付加価値を高めるということ

●新たなビジネスモデルの創造

他社にまねできないビジネスモデルを創る、あらたな製品・サービスの提供


特に、経営の質を上げる戦略においては、この積小為大の精神が不可欠です。

大きなことに取り組むことも大事ですが、当たり前のこと・簡単に取り組めることを徹底していくことが大事ではないでしょうか?

さらに、あらたなビジネスモデルの創造といっても全会一丸となり、日々のあらたな企画提案の中にしかうまれてきません。

やっばり、積小為大の精神が必要です。


「積小為大」〜大事にしたい言葉です〜













2009年08月26日

時間管理のマトリックス 人材ビジネス版

みなさん。こんにちは。
前回ご紹介した時間管理のマトリックスを人材ビジネスについて

具体的に例示してみます。


第1領域   (緊急・重要)

給与計算、労災対応、顧客及び派遣スタッフからのクレーム対応
期限のある見積書・提案書の作成
面接、スタッフの入社手続き


優良企業  20% 標準的企業 25%〜30%



第2領域   (緊急でない・重要)
提案書づくり、営業計画作成、スタッフの採用計画作成

関連法令の勉強、派遣先・紹介先企業の業界研究

派遣や請負スタッフなどとの目的意識をもったコミュニケーション

優良企業  65% 標準的企業 15%



第3領域   (緊急・重要でない)

目的のはっきりしない会議、アポなしや目的のはっきりしない顧客訪問

無意味な接待は付き合い。

重要ではない電話対応



優良企業  15% 標準的企業 50%〜65%


第4領域   (緊急でない・重要でない)


待ち時間やだらだら電話、単なる遊び

派遣や請負スタッフなどとの目的意識のないコミュニケーション

優良企業  1% 標準的企業 2〜3%


優良企業と標準的な企業を分けたものは、どれだけ、「緊急ではないが、重要である」ことに時間を割くことができたかによります。

言い換えると、「緊急だが、重要でない」ことに時間をとられないようにするかともいえます。

企業にとっても個人にとっても、この不景気の時期は仕事の仕方を見直す絶好のチャンスです。

人材ビジネスは社会から必要とされるかぎりなくなりません。

仕事の仕方を少し整理してみましょう。これまでできなかったことができるようになると思います。(*^_^*)