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2010年09月23日

人材ビジネス業界の不思議〜「育つ人材」「育たない人材」

みなさん。こんにちは。

今日は人材ビジネス業界で働く人について少し書きます。

私も社会保険労務士・人材ビジネスマスターとして仕事を初めて9年目に突入しました。

その間多くの人材ビジネス(派遣、請負、職業紹介)の会社の支援に携わってきました。

その中で、人材ビジネス業界に従事している期間が短くても立派に人材ビジネスの本質を良く理解しているスタッフの方が多くいました。

一方、何年同じ仕事に従事しながらも、人材ビジネス本質の理解が全く進まない方もいらっしゃいます。

具体的には、労働者派遣制度の理解や労働基準法等の労働関連法の理解について顕著に現れます。

育つ人材とは、初めは人材ビジネス業界や関連法律のことは全く無知な状態であっても、自分の業務を通じて得た経験から労働者派遣法や労働関連法令の知識を着実に学んでいき成長しています。

ですから、支援する私からみても、細かな点は間違いがあっても大事なポイントについて説明するだけで、直面している問題を解決することができるようになります。その結果その個人に対する社内外の評価もあがります。

一方、育たない人材は、同じことを何度説明しても、理解してくれません。
具体例を示すと、労働者派遣事業の抵触日(派遣可能期間)について全く理解がすすまないのです。
自分が職業として、そしてプロとして給料をもらいながら、派遣であるなら派遣法及び派遣制度の理解が全く進まないのです。

商品知識のない営業マンとも言えるでしょう。

この違いが生じる理由はなぜかと考えると、私の経験的にはその人の仕事の向き合い方にあるように感じます。

決して、会社の企業規模や教育訓練制度の有無が決定的な差につながりません。

事実、私が以前勤めていた大手請負会社(cグループ)でも、十分に教育訓練が行われていたとい思いません。

しかし、10年以上経過した今でも、その当時の同僚・上司は人材ビジネス業界及びその他の業界でも第一線で活躍しています。

その当時のことを振りかえると、私も含めわからないこともありながらその時その時問題の解決に向けて真摯に取り組んでいたと思います。

その当時は、それが今後にどのように影響するか分かりませんでしたが、今ならはっきり分かります。

「育つ人材」になるためには、個人の仕事に関する意識を高めていくことが重要な要素です。

人材ビジネス会社を経営している経営者の方で部下の成長をのぞんでいるみなさんには、是非一度従業員個々人の仕事の取り組み方に注目して指導しいただくことを勧めます。


長くなりました、最後まで読んでいただき感謝しています。☆





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